「Modern Warfare 3」の売上が「Black Ops」より減少しているようです

「Call of Duty: Modern Warfare 3」が前年度に発売された「Call of Duty: Black Ops」より売上が失速しているとされています。

ソース:Modern Warfare 3 sales begin to lag, fall behind Black Ops | VG247

Modern Warfare 3は発売されてから24時間で650万の売上を記録していて、エンターテイメントとしては史上最大の発売記録とされています。その記録は発売日に560万を記録したBlack Opsと比べれば上昇していますが、その後の継続的な売上高の減少はBlack Opsよりも早いものとなっているとのことです。

Macquarie Equitiesのアナリストによると、Modern Warfare 3の売上高は約4.2%ほどBlack Opsに遅れているとされています。そして、正確な売上数は確認されていませんが、3月の売上はBlack Opsの半分以下ではないかと報告されています。

また、3月の売上の低下はゲーマーが新しいリリースへの依存や発売後に購入しなくなっていることを示していると、Webush Securitiesのアナリスト・Michael Pachter氏は発言し、同じくアナリストのPiper Jaffray氏はコンソールでYouTubeが視聴できたり、Huluが対応したりして、これまでよりビデオゲームを購入することがなくなり、そのかわりにビデオストリームや他のメディア消費をするように変化していることがカジュアルゲーム市場の購入する習慣のの意味深なチェンジであると述べています。

以前英国で売上が減少している？という投稿をしましたが、その時と同じように、Electronic Artsがだいたい同時期に発売するゲームも少しは影響していると思います。Black Opsの時は「Medal of Honor」で、Modern Warfare 3の時は「Battlefield 3」でした。そしてInfinity Wardの騒動も少なくとも影響を与えているのではないかと思われます。

今年もCoDの新作が発売されることはほぼ確定的ですが、はたしてどうなるのでしょうか。